製造業の取引先様で、紙ベースで営業日報を管理されており、毎回紙からPDFに起こして目視確認といった手順を取られていたため、記入、管理、データ活用の点で非常に手間が掛かっていました。
そこで、Varealにて営業日報管理システムを開発し、導入サポートまでご支援させていただきました。
製造業のDX支援〜営業日報管理システム開発〜
DX支援としての製造業の営業日報管理システム開発
DX化促進のための基盤とアプリ作成
Varealでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)と、データ活用という意味でのデータサイエンスの一環として、日報データの収集、管理、活用をより簡単に、より便利にできる基盤(データエンジニアリング)とアプリケーションの作成を提案させて頂きました。
アナログな運用を見直してデータ活用へ
具体的な取り組みの内容として、まず紙への記入を無くしたペーパーレス化、それに伴い、日時で生成されるデータをクラウドで管理して、BigQueryとDataPortalを使ったデータ活用に繋げることを目指しました。
具体的なご提案内容としては以下のとおりです。
1.データの効率的な管理のため、クラウドを用いたインフラを構築する
2.データ活用のため、BIツール(DataPortal)を導入する
3.手作業を減らすため、紙の営業日報の記入からWebアプリケーションへ置き換える
長年の紙での日報運用に慣れており、Webアプリケーションに切り替える際にお客様がハードルを感じる可能性がありました。
そこで、導入ハードルを下げる目的で、営業日報アプリケーションの見た目を以前から使っていた営業日報の入力画面のデザインに近いものにするといった工夫を凝らしました。
BIツールでデータ分析・可視化が容易に
また、クラウドでデータを蓄積・収集・管理することで、その他のデータを扱うツールとのインテグレーションを容易にしました。
それからBIツール(DataPortal)をインテグレーションして、データの分析・可視化を誰でも簡単に行えるようにしました。
また、BigQueryをDWHとして導入したことでより踏み込んだ分析が実現しました。
それに伴い、ツール活用のためのレクチャー動画も作成して、取引先担当者様と協力し、スムーズな導入を行うことができました。
最先端技術で企業のDX化をサポート
これらのサポートにより、今まで行っていた紙の記入とそれをまとめるという無駄な作業を失くし、クラウドを用いてデータの蓄積・収集・管理、BIツールによる分析と、分析レポートの自動更新が行える分析基盤をご提供することができました。
日々変化していくビジネス環境において、企業が競争力を高めるために、製造業だけでなく、あらゆる産業でDXが求められています。
事業におけるコスト削減や生産性向上の実現のみならず、データを活用するためのシステム整備を行い、ビジネスモデルそのものを変革することで、企業は競争力を獲得し、生き残れる確率が高くなると言われています。
Varealでは、いまできることからDX化をしていきたいという企業の皆様を、最先端の技術力でご支援させていただきます。
ぜひ一度お問い合わせください。