いであ株式会社
所在地 :〒154-8585 東京都世田谷区駒沢3-15-1(Google Map)
事業内容:社会基盤の形成と環境保全の総合コンサルタント
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事業内容:社会基盤の形成と環境保全の総合コンサルタント
2025年5月26日(月)いであ株式会社本社で開催された本ワークショップには、オンライン・オフライン合わせて約20名、VAREALより4名のメンバーが参加しました。
本ワークショップの最も重要な目的は、日々のルーチンワークに要する時間をAIツールで削減し、その浮いた時間でより創造的で付加価値の高い業務、例えば新規事業のアイデア検討や将来の戦略立案に集中できるようにすることです。
本ワークショップでは前半パートで座学を行い、AIの基本的な概念とビジネスにおける影響について学びました。
また、後半パートではAIツールを実際に利用しながら、発表資料作成を瞬時に行う実践的なグループワークを実施しました。
AIとはなにかという基礎的な説明から、識別AIと生成AIの違い、AIを用いる際の注意点(ハルシネーション)について取り上げました。
生成AIの利用が加速することで発生すると考えられる脅威と機会、リスクについても触れられました。
脅威はAIを使いこなせない人材と使いこなせる人材の間で生産性格差が拡大することや、情報の正確性を判断する責任が増大することです。
また、個人情報をAIに入力しないこと、著作権に対する注意など情報セキュリティ面についても注意喚起が行われました。
そして、生成AIをどのように扱うべきであるのかプロンプト(AIへの指示文)の基本概念を共有し、建設コンサルティング業界ではどのような使用例があるのか、AIが今後浸透する中でどのような人物像が求められるのかについて述べられました。
各グループは3~5名で構成され、それぞれのグループが部門ごとの課題整理と経営層向けの発表資料作成を行う実践的なグループワークを実施しました。
グループディスカッションの内容を録音し、録音ファイルをソースとしてNotebookLM内にアップロードを行いディスカッションの内容を瞬時にまとめ、スライド資料の土台の作成を目指しました。
※NotebookLM:複数の文書を同時に参照・検索できる強力なAIアシスタントであり、会議議事録や報告書などの業務文書を簡単に整理・分析できます。
今回のワークショップでは、AIの基礎知識を習得し、NotebookLMによる音声データからの情報抽出、GeminiやCopilot Chatを用いた文書作成・構成の実践、そしてプロンプト設計とAIツール連携による業務効率化を学びました。
参加者からはAIの有効性について知ることができたという声が多く聞かれましたが、同時に、AIの出力結果がソース通りでは無いことがあったという声も寄せられました。
AIの出力を鵜呑みにせず専門的観点から検証できる「批判的思考力」と、専門知識とAIを組み合わせ新たな価値を生み出せる「専門性との融合」について、日頃から意識して鍛えていく必要があるでしょう。
今後もVAREALでは参加者一人ひとりがAI活用能力を高め、組織全体の生産性向上と新たな価値創造を行うための第一歩目になる研修をご提供できるように努めてまいります。
VAREALでは企業のAI推進を支援するため、「AI推進応援キャンペーン」を実施しております。
この記事を読んで、「業務にAIを活用して効率化したい!」「AIをどのように導入すればいいか相談したい!」「こういった課題を解決できるようなAIソリューションの開発 (PoC開発など)をお願いしたい!」と思った方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。